アロマとは

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先週のルッコラのご紹介でも使いました「香り」と「アロマ」という言葉。
この2つはよく間違えられますが別のものということをご存知ですか?
香りは匂い、つまり通常鼻で嗅ぐ匂い(臭覚)です。
しかしアロマは食べ物もしくはその他の物質から得られる味覚と臭覚を組み合わせて得られる感覚です。
http://it.wikipedia.org/wiki/Aroma より翻訳、引用

つまり、食べ物や飲み物を口に含んだ後に内部で感じる香りを言います。
最も分かりやすいのは、鼻をつまんだままイチゴ味(イチゴでなくても大丈夫です)の飴を口に含んでみましょう。
ここで分かるのは、甘さですね。つまり砂糖の味です。
そして鼻から手を取ると、なんと甘いイチゴの味がします。
これがアロマです。
つまり私たちは、料理を口にしたときに、味覚のみでおいしさを判断しているわけではないのです。常に臭覚も使い、口の中ではその両方で味わっているわけです。
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アロマはワインで使われる言葉ですが、チーズやその他の食品でも使われます。
また、食品にはこのアロマ(自然の物、人工的なものがあります)が加えられることがあります。
日本では「香料」と呼ばれるものになるでしょうか。
つまり食品そのものの風味を強調したい時などに意図的に加えられます。

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日本では、精油を使った心身の健康を促進する技術としてアロマセラピーが有名ですね。
このアロマも香りに関係する点では同じですが、今回のような口の中の感覚のアロマとは違います。
皆様も食事をするときには、その料理の味とともに是非アロマも意識してみてください。