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vol.2 ヴェネト州バッサーノ・デル・グラッパのホワイトアスパラガスと茹で卵、そして白ワイン

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Text by Paolo Massobrio

translation by Motoko Iwasaki

 

純白のアスパラガスとの出会い

 

アスパラガスと言えば4月のシンボル。そして収穫は6月まで続けられる。で、僕はそのアスパラガスが特産の村の出身だ。

 

わが村では「saraceno(サラチェーノ)」と呼ばれる濃い深緑色をしたアスパラガスがつくられている。この時期になるとピエモンテではアスパラガスを卵と合わせ、贅沢といえるほどのオムレツに焼くと、決まったように白ワインと合わせて楽しむ。

 

と、前置きをしたところで、数年前の4月のあるお昼時に話を移そう。

僕はその時ヴェネト州バッサーノ・デル・グラッパのトラットリアにいて、店ではアスパラガスを出していた。

 

確かにその店にたどり着くまでに通過した村々のどの食堂も、入口の外に「asparagi e uova(アスパラガス&卵)」と書かれた看板が出ているのに気がついていた。

僕は、宿屋も兼ねた「Alla Corte(アッラ・コルテ)」という店に入り込んでみて、この地域では真っ白なアスパラガスをゆで卵と合わせて食べると初めて知ったのだった。

 

茹でた純白のアスパラガスを一瞥して、この店の亭主(いや「gigante(ジガンテ=巨人)」と呼ぶべきか)、ロベルト・アストゥーニにどんな風に食べるのかと尋ねると、彼は手に取ったフォークの先で卵を潰し、攪拌し、瞬く間にゆで卵がクリーミーに変化したところを、エクストラ・バージン・オリーブオイルでゆるめ、コショウを散らし、ワインヴィネガーを数滴落として僕に差し出した。

 

このクリームソースを添えたアスパラガスを、地域特産の白ワイン「Vaspaiolo di Breganze(ヴェスパイオーロ・ディ・ブレガンツェ)」で満たしたグラスと共に頬張った。

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